こんにちは、食いしん坊ブロガーののんちゃんこと野里和花(@robotenglish)です。
5月20日、わたしは会うたびに笑わせてくれる大好きなぼりさんと、会ったこともないのにもう大好きなユキガオさんの晴れ舞台「見て触れて食べてもらえる展示会」に行ってきました。
「ほっこり」なんて言葉は使い古されているけれど、その音感がこんなに似合う空間はほかにないほど、おふたりの人柄がそのまま表れたようなほっこり空間でした。
「見て触れて食べてもらえる展示会」って?
「見て触れて食べてもらえる展示会」とは、ぼりさんとユキガオさんがクラウドファンディングを通して実現した「夢」。
▽ふたりの思いはプロジェクトページからどうぞ
場所をもたないふたりが、イチから空間つくりをし、その空間と、ぼりさん・ユキガオさんの人柄そのものに惹かれた人が集まる、とてもあたたかい場所に出会えました。
さらに、そこにはふたりが一生懸命考えて編み出した工夫がたくさん。
まさに心身ともに満たされるイベント。
▽ぼりさん好きが転じてクラファン応援のために勝手にPRもしてました
古民家asagoroはまるで異世界のような懐かし空間
訪れたのは、まるで東京とは思えないたたずまいの古民家asagoro。
わたしは千葉の金谷で田舎暮らしをしていて、この日は電車で3時間かけて東京は中野区にある古民家asagoroへ足を運んだのですが……
「あれ?もしかしてどこかで時空が歪んで、金谷にゴーバックしていた…?」と自分を疑ってかかりそうなくらいに落ち着いた癒しの空間がありました。
まるでジブリの世界のようで、まるで夏の日の祖父母の家のようで、まるで、自分が帰るべき場所のようで。
一瞬でここを気に入りました。
そしで、ここでぼりさんとユキガオさんがつくられる「見て触れて食べてもらえる展示会」にさらに期待が高まり、どきどきしました。
▽古民家asagoroの詳しい情報はこちら
ぼりさんとユキガオさんを愛するスタッフが集結
「見て触れて食べてもらえる展示会」には30名近いお客様が訪れます。
みんな、ふたりの夢をクラウドファンディングを通して応援した人々。
みんなをおもてなしするのは、ぼりさんとユキガオさんのふたりだけでは大変なので、この日はスタッフが。
実はスタッフのみなさんも、わたしと同じようにぼりさん、ユキガオさんの夢を支援し、さらに、その実現した場をお手伝いしたい!という素敵すぎる思いで集まったのです。
なので、みんな、ぼりさんとユキガオさんのことが大好きで。
準備はやることがたくさん、大変そうなのが伝わるものの、みんなこころから楽しんでやっていました。
大好きな人のために頑張る人、そんな人々が集まると、こんなに明るい空間になるなんて知りませんでした。
▽スタッフを務められた六角さんのイベントレポートはこちら
自分でつくるとよりおいしい♥調理体験でぼりさんの直接指導が!
「見て触れて食べてもらえる展示会」は、普通の陶芸の展示会と違って、作品に触れられるし、それを使っておいしい料理もいただけるし、というなんともわくわくな内容。
さらに、ぼりさんとユキガオさんが頭をひねり、「そうだ!作ってもらったら、よりたのしくなるに違いない!」と、イベントが始まる数日前に決定したのが調理体験だそうです。
わたし、ぼりさんに料理を教わりたい!と思っていたので(なんなら本当はスタッフで参加がしたかった)通常のスタートの1時間前には到着。
ぼりさんに、カツオのたたきを仕方を教えてもらいました。
やっぱり、ぼりさんは板前。カッコいい。 #ぼりガオ pic.twitter.com/m4oWW0p1LC
— りょうた(茨城) (@nr880622) May 21, 2017
さばいて、あぶって、切って…。
魚をさばくことはできたものの(こう見えて料理はすき)、カツオは初めてで、カツオならではの注意点があったし、あぶるのなんてもちろんしたことがないし、刺身を切るという繊細な作業は、もうむっちゃ難しくて…
ニシキドアヤトさん、お写真お借りしました!
でも、カツオについての知識が深まり、火にカツオの皮目をふれさせた瞬間にぶわっとしろがったおいしいにおいと、脂が爆ぜておこるちいさな花火の美しさ、
さらに刺身を切るというシンプルな作業がいかに難しく、そして板前さんがどれだけの経験とスキルをもってあんなに美しい形をつくりだしているかを身をもって知りました。
超、たのしかった。
でも大変。全身をつかった疲労感が、一皿仕上げただけでのしかかりました。
ぼりさん、いつもおとぼけているのに、すごいんだなあ…
他の参加者さんはてんぷらをあげたり、出し巻き卵をつくったり…みんな、悪戦苦闘しながらたのしんでいて、そんなみんなの手から生み出された料理がますますたのしみに。
「器までこだわる」ユキガオさんの作品から自分好みのお皿を選んで
ユキガオさんはこの日のためにたくさんの器を用意しました。
わたしに陶芸についての知識がないのですが、スタッフとして参加していたユキガオさんの陶芸仲間さんのお話だと「1セットつくるだけでも、わたしじゃできない」と唸るほど。
ユキガオさんがいかに陶芸を愛し、そして努力しているのかが伝わりました。
お皿はすべて一緒ではなく、それぞれが個性をもっていました。
ずらずらって並べたお皿たちはどれも美しく、どれにしようか目移ります。
ここで、ユキガオさんの仕掛けが。
「これだ!というひと組を選んで、そのお皿の前に座ってください」
普段、レストランなどで食事をすると、お皿を選ぶということはまずないですよね。
料理を選ぶと、勝手にそれにあったものと一緒にやってきます。
でも、そのお皿を作った人はもしかして、すごく愛情を込めているかもしれないから。
お皿一枚一枚にまで、気を配れたら、そのおいしい一皿が、完璧な一皿になるかもしれない。そんな可能性を教えてくれました。
ユキガオさんのあたたかな笑顔にぴったりのやわらかな顔のお皿が多いなかで、わたしは凛としていて深みのある黒のセットをチョイス。
「どうすればよりおいしそうかな…?」盛り付けも自分で楽しむ
お皿を選ぶと、次の仕掛けが。
調理スタッフのみなさんが、こころを込めてつくったものは、すべてまとめて提供されていました。
そこから、自分がすきなものを、すきなだけ選び取り、すきなように盛り付ける。
いつもの料理だと、どかっとのせてしまうわたしですが、今日ばかりは、ひとつひとつ丁寧にすくって…。
こんな感じ。
ああ、いま見てもおいしそう。
ちなみに、ぼりさんのがこちら。
うう、悔しいけど美しい…。
お米は米ソムリエが3種類のゆめぴりかをブレンドしたものなんだそう。もちもち🍚六角さん@rokkakujizo がよそってくれたのでなお美味しい😋 #ぼりガオ pic.twitter.com/39NEQ0X7If
— もぐらのぞみ@まるも店長 (@robotenglish) May 21, 2017
△お米は六角さんがよそってくれましたーわーいっ!
いただきます!おいしい笑顔あふれる食事会のスタート
みんなが皿を選び、料理を選び、盛り付けると、みんなで手を合わせて「いただきます!」。
みんなが何かしらの方法で、このクラウドファンディングを知り、ぼりさんを知り、ユキガオさんを知り、共通点はそれくらいで、なのでたくさんの出会いが生まれていました。
わたしも、簡単にLP作成ができるプログラムを開発した人や、居酒屋のママ、カメラマンさんなど、たくさんの方とはじめましてしました。
知らない人同士でも、「おいしいですね」さえいっていれば、自然と会話が生まれるので(そして本当においしいので、その言葉は自然ともれるし)、和やかな雰囲気で食事を進めることができました。
おかわりもたくさんして、おなかもこころもいっぱい。
見て触れる展示会にはユキガオさん渾身の作品が多数
食事会のあとは、ユキガオさんの展示会タイム。
お皿以外の、ユキガオさんがいままで作られた作品の数々が並べられました。
みんな作品に触れ、自分のお気に入りを見つけたり、すっかり満腹で思い体で畳のうえでくつろいだり、
それぞれ好きなように過ごしていました。
たくさん人がいても、気兼ねなく(まるで実家のように)過ごせるって最高ですよね。
あたたかい空間をつくること、の尊さが知れた
わたしも空間つくりに携わるお仕事をしているので、ここに参加したのは学びでもありました。
初対面でも、おいしいごはんがあればすんなりと会話が生まれる。
調理などやることがあれば、自然と打ち解けられる。
そこに、「この人に会いたくて来た」というちいさい、けれど確かな共通点があるだけでこれほどすんなりと全員が場になずむことができるのか、という新鮮な驚きがあり、
イベント企画・空間つくりをするうえで、その芯となる人間の存在がどれだけ重要かと痛感しました。
(わたしも人のあたたかみを感じてもらえる場づくりがしたい…)
そして、それを提供できるってものすごい尊い。
東京食事会&展示会、無事に終わりました!!
来てくださった皆さん、手伝ってくださった皆さん、本当に本当にありがとうございました!!;;最高に楽しくて温かくて幸せな一日でした。当日のレポート、帰ったらすぐ書きますのでお楽しみに☆#ぼりガオ pic.twitter.com/c8lNUMqMxH
— ユキガオ (@yukigao_22) May 21, 2017
長い努力と準備と、熱い熱量と、それからそのひとそのものがないときっと実現は難しいでしょう。
うう、ぼりさん、ユキガオさん、本当にすごいよ。
ぼりさん、ユキガオさん、おつかれさまでした!
ぼりさんとユキガオさんは東京の展示会のあとで、名古屋、大阪、高知…と全国をまわられました。
クラウドファンディングを始められた当初は東京の展示会のみだったんです。
それが多くの人から必要とされ、ここまで大きな規模になりました。
そして先日、最後の展示会である高知での開催を終え、ふたりの夢の活動は一旦終わりをむかえました。
クラウドファンディングの準備、実施、そしてリターンの準備、実施……本当に大変な毎日だったと思います。
やりきったおふたりの笑顔の輝きは、頑張った人にだけ与えられたものでしょう。
ほっこり癒し空間を、ありがとうございました!
お疲れさまでした!
まるもでもクラファンに挑戦中!
ただいま、わたしが店長をつとめるコミュニティスペース「まるも」でもクラウドファンディングに挑戦中!
内容は…トイレの改修!!??
「トイレなんて勝手に直せ!」そう思われるかもしれませんが、このクラウドファンディングをとおして、もっと他に伝えたいことがあるのです。
よかったら、プロジェクト内容だけでも読んでください!
店長として、わたしもリターンを提供しています!
ありがたいことに「PR記事執筆」リターンは売り切れをなりました。感謝!
「店長・のんちゃんと金谷で登山デート」リターンはまだあるので…誰か…。
「のんちゃんのデート券が支援してもらえないのは、ブログやってる人とかってコミュ障の人が多いからだよ!」と、慰められる日々。 #まるもクラファン https://t.co/QETW7LsFOS
— もぐらのぞみ@まるも店長 (@robotenglish) June 28, 2017
「見て触れて食べてもらえる展示会」レポートまとめ
各地でも大盛況だった様子!メニューも違ってまたたのしそう♪
参加者のみなさんのレポートをどうぞ。
∴名古屋
【レポ】見て、触れて、食べてもらえる展示会 in 名古屋 | みずのーと
ぼりガオさんの「見て・触れて・食べてもらえる展示会」in名古屋に参加してきたよ : しぶログ
「見て・触れて・食べてもらえる展示会」in 名古屋に行ってきたよ【店を持たない板前×陶芸作家】の食事会に参加 #ぼりガオ – シュミカコ
∴高知
「見て触れて食べてもらえる展示会 in 高知」は、お腹と心が満タンになるイベントでした | なつらぼ
【店を持たない板前×陶芸作家】見て・触れて・食べてもらえる作品展in高知にスタッフとして参加したよ : 旅する百姓 えんたく
板前ぼりさんと陶芸家ユキガオさんの『見て触れて食べてもらえる展示会 in 高知』に参加してきました。#ぼりガオ | なつみずむ
∴東京…というかユキガオさん(笑)
【随時更新】陶芸家ブロガーのユキガオさんをただひたすら可愛いとほめまくる記事。 – ようこそ!クズの皆さん!!
コメント