だからわたしは写真を撮ってあげたい

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こんにちは。もぐら(@robotenglish)です。

先日、

誕生日に彼氏からワンダーコア(ゴツい筋トレ用具)をもらってしまった話 – 私はクラゲになりたい。

を書くにあたり、「小さい頃の写真が使いたいな…」と思い、母に連絡をしました。

わたしの両親は、わたしが小学校1年生のときに離婚しました。わたしは、お父さんに引き取られて、新しいお母さんとお兄ちゃんの四人で生活をしていました。

わたしの実家は、鹿児島県にあります。そこには、小学校3年生より前のわたしの写真がほとんどありません。

1枚だけ、七五三のときの、赤い着物を着せられて、ぼーっとたっている写真が飾ってあります。

もしかしたら、どこかにかは他にも写真が保存されているかもしれませんが、わたしがそれを見つけようとしたことも、家族のだれかがわたしにそれを見せようとしたこともありません。

ただでさえ、家のなかは爆弾だらけだったのに、そこに過去をいじくって、もし、お母さんが離婚以前の母が写った家族写真でも目にしてしまったら、と思うと、恐ろしくて、それを見たいともちっとも思えませんでした。

そうやってわたしは、いままでも、いまも、ずっと昔から逃げています。

今回、写真をどうしても使いたくなって、いまは沖縄で別の人と家庭を築いている母に連絡をいれました。

「もしわたしの小さい頃の写真をもってたら、写メって送ってくれないー?」

その日の夜に母から返事の写真が送られてきました。

幼いわたしがちゃんと写っていました。

一重まぶた、ちょこんとした鼻、まあるいほっぺた。

まだ、色んな事に苦しくなったり悲しくなったり死にたくなったりする前のわたし。

ああ、わたしにもこんな頃があったんだなー、と思うと同時に、

「ちゃんと大切だったんだよ」って言われているような気がして、ちょっと泣けました。

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