こんにちは、千葉・金谷のコミュニティスペース「まるも」の店長・のんちゃんこと野里和花(@robotenglish)です。
わたしが店長を務めるコワーキングスペースまるもには、ダイエッターがいます。その名もはたやん。
彼は180日間の超超ストイックなダイエットに挑んでいました。
その彼が、ダイエット終了日を目前に、足首を負傷。ダイエットを断念し爆食に………助けてください!
「千葉金谷のダイエッター・はたやん」って?
はたけやまあつし、36歳。
栃木県出身。コミュニティスペース「まるも」で行われるウェブ合宿、「田舎フリーランス養成講座」を受講し、そのまま移住。
夢はゲストハウスを運営すること。
優しく、実直で、嘘のつけない性格。
人狼ゲームで人狼になると、途端にバレてしまう。
身長176センチ。
体重93.7キロ。
…180日前までは。
はたやんの壮絶ストイックダイエット180日
己の肉体の醜さに目をそらすことができなくなり、ダイエットを決意したはたやんことはたけやまあつし(36歳)。
田舎フリーランス養成講座を受講し、ウェブに関する知識をひととおりさらったあと、ダイエットの道へ(?)
男だから、一度やると決めれば二言は許せない。
はたけやまあつしも、例にもれず男である。
彼に二言はなく、それどころか、SMバーで女王様に亀甲縛りをされるセーラー服に身を包んだ生娘のようなドMさで、己の身体をいじめにいじめぬいた。
朝5時に起床。
ランニングをした後に、仕事へ。
食事はきっちり考え抜かれた低カロリーメニュー。
もちろん、嗜好品など言語道断。
甘いものを口に含もうとするものなら、舌を自身の歯で噛み千切ろうとせんばかりの気迫。
夕方になれば、熱い息を吐きながら筋トレに励み、きまった時間に体重を計って記録をする。
そのストイックさは、若者の集うシェアハウスのなかで異色であった。
みんなで鍋をつついていても、酒を飲み交わし必要以上の塩分糖分をばこばこ体内に運んでいる人々が同じ部屋にいても、彼は、部屋の隅に置かれたソファーにその身を委ね、耳の穴という穴を塞ぎ、動かざるごと鋸山のごとし、という毅然とした態度で、そこに座り続け、若さを過信し己の欲望に忠実な阿呆どもの誘惑になど決して心を乱されることはなかった。
そんな彼の、「規律」という言葉が似合う生活の中においての楽しみは、毎週土曜日の「チーティングデー」であった。
週に一度だけ、彼の抑圧に抑圧を重ねられた欲望は、はじけ飛ぶように解き放たれ、爆食の二文字に、彼の瞳の奥の獣が舌舐めずりをするのを、わたしは、見た。
▽ある日のチーティングデー記事
そうやって彼は、なんとか精神と時のバランスを保ち、180日を駆け抜けた。
………駆け抜けるはずだった。
別人のような変貌を遂げた彼を待ち受けていた残酷な運命
ストイックすぎるダイエットは、180日目の最終日に迫るにつれて、加速していく。
毎日のランニング、筋トレに加えて、鋸山を毎日登山しはじめたのだ。しかも、走って。
さらに彼の欲望のはけ口をなっていた土曜日「チーティングデー」も廃止。
目標体重であった74キロはすでにクリアし、彼はもう別人へとすっかり姿を変えていた。
△紛れもなく…!19キロの減量に成功している!!!!
△見た目にも変化が……お腹にみえる縦のライン。
クソゲス醜男ブロガーとしてスタートしたブログであったが、その作者は長い長い苦難の道を一歩一歩地道に歩んだ結果として、ゲスでも醜男でもなくなっていた(彼を知る者はきっと口をそろえていうだろうが、もとからクソではなかった、彼は素晴らしい人だ)。
長身で、しっかりした体つき、大きな笑顔。
彼は、イケメンになってしまったのではないかーーーーーー…?
誰もが、それに気づこうとしていた。
ダイエットが始まった当初は、まだうだるような暑さが尾を引く9月であった金谷も、芽吹きに胸躍させる春を迎えようとしていた時であった。
それでも彼は、憑き物がとれたような身体で、なおも過酷な道を歩んでいた。
目標は数字ではなく、己の惰性に打ち勝つことだと、いつしか高い望みを抱いて。
あと10日……あと7日……ああ、もう来週には解放デーとして食べ物に身を埋めるような時間を過ごすんだ……あと5日……。
彼には見えていたはずだ、目標体重をクリアした引き締まった身体と、イケメンの自分が好きなものを構わずたらふくほおばる姿が。
しかし、運命とは、時に人間の努力をあざ笑うかのごとく、驚くべき結末をもたらすーーーーーー。
ダイエット終了まであと5日、相撲にかけた熱き想い
ダイエット終了が間近に迫った水曜日。
ダイエット最後の日を終えた深夜12時に、スナック菓子を解禁してパーティーをしようか、などと嬉しそうに声を弾ませていたはたけやまあつし(36歳)
その日は畑仕事に精をだしていた。
みんなで畑を耕し、イノシシ除けをはり、たき火で焼き芋をふかした。
あたたかな陽はじんわりと肌の表面をあつくさせ、畑仕事でほどよい疲れを感じる身体を、やわらかな眠りに誘うような春の先駆けの日。
畑仕事の締めにと、みんなで相撲をとっているときに、事件は起きた。
それぞれが組になって、相撲をとる。
白熱する試合に、観客の鼓舞する声も大きくなる。
取り組みはいよいよ、はたやんの番。
毎日のランニング、筋トレ、登山で鍛え上げられた身体で、敵を打ち負かせてくれるだろうと期待の眼差しを向けーーーーーあれ?
異変に気づく。さっきまで、相撲をするわたしたちの傍らで畑仕事の道具を運んでいたはたけやまあつしが膝を抱えて倒れている。
はたけやまあつしが、起き上がらない。
175日間、自分を追い込みに追い込んだ屈強な男が、土に身を横たえたまま、ピクリとも動かなかったーーーーーーーーーー。
はたけやまあつしの最近の日々
※死んでません。
というわけで、ダイエット終了を目前にし、まさかの膝を負傷。生活の色々もままならなくなってしまったはたやんは泣く泣くダイエットを断念。
「やっちまったぜ~~~(悔)」
なんと、その日からぷっつりと緊張の糸が途切れたように、暴食に走りだしてしまった…。
膝が痛むので、勿論、ランニングも筋トレも登山もできない。
低カロリーメニューをそろえるのには手間がかかるが、それをするのも困難な状態なので、外食に。
△怪我したヤケクソか、なぜかブログの画像を横にして投稿。
△GIFまで横向き…逆に新しいぞ…!!!
すぐに肉付きのよくなった顔。
使わなくなってしまった体重計。
175日の努力が、水の泡になってしまうーーーーー
そんなの、そんなのだめだッ!!!!!!
不運のダイエッターはたけやまあつしを救ってくれ
「こんなはたやんさん、もう見たくないよ…」
痩せる痩せる詐欺をしているわたしにとって、はたやんさんはまさに尊敬そのものの存在。
彼が志半ばでダイエットを断念せざるをえなくなってしまったのは、断腸の思いであった。
そんな気持ちを込めて、先日、はたやんさんに見舞いの品を贈りました。
とても喜んでくれたはたやんさん。
でも、わたしひとりの力で、彼の沈黙の戦艦と化してしまったダイエットへの熱情に火をつけられるわけもなく…
どうしよう…
そうだ…はたやんさんの頑張りを見て、心動かされた人は他にもたくさんいるはずだ…
その人たちとも、はたやさんピンチのいまこそ、手を取り合うべきなんだ…!!!!!!
はたけやまあつしのダイエット再チャレンジを応援しよう!
気軽に、しかし実用的にはたやんさんを応援できるようにと、勝手ながらはたやんさんのAmazon欲しいものリスト「ダイエッターはたやん応援リスト」を作成しました!
△レッツ、クリック!
(Amazon欲しいものリストとは、欲しいものを自己申告することで、贈る側は相手の欲しいものを的確に選び、贈られる側は必ず欲しいものがもらえる、というプレゼント文化にもたらされた画期的なシステムである~!)
ダイエットに必要なもの、あったらよさそうなものを選んでおきました。
ダイエッターはたやんさんのダイエット再チャレンジを応援したい!という熱き思いが滾る同士の方々は、ここからプレゼントをお選びください。
(プレゼントの送付先がわたし、もぐらのぞみとなっていますが、きちんとはたやんさんにお渡ししますのでご心配なく)
「ダイエットって金がかかるんだよな…」度々、はたやんさんはぼやいていました。
この欲しいものリスト「ダイエッターはたやん応援リスト」は必ず彼の助けになります!
どうかみなさん、はたやんさんを知る方、ダイエッターの方、なんか分かんないけど頑張ってるなら応援したいという方、痩せたはたやんさんの魅力にメロメロだという方、はたやんさんから特製鳥ハムのおすそわけをされたことがある方、応援をよろしくお願いします!
欲しいものリストからプレゼントを贈る以外にも、はたやんさんを応援することはできます。
彼のツイッターをフォローしたり、ブログを読んだりすることで、彼の頑張りにつながります。
また、ブロガーさんには彼のブログ「イケメンは作れる!デブメンからイケメンへの道」を強くおすすめしたい。
見よ、このあり得ないほど長いタイトル。
※注※ブログ本文ではなくタイトルです。
タイトルですでに人生を悟っている……ブロガーの鏡……。
SEOもなにもあったものではない。
しかし、本来ブログというものは、このくらい自分の、自分だけの言葉が迸るツールであるべきなのでは…?
ここまで読んでくださってありがとうございます、はたやんさんがイケメンとなり、金谷という田舎町のおばあちゃんたちのハートを鷲掴みするその日まで、わたしは彼の頑張りを見届けたいと思う。
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