こんにちは、野里のどか(@robotenglish)です。
いま、わたしは長野県木曽町にいます。
地域おこし協力隊の方が運営するシェアハウスで、ここに「無料」で「いくらでも」滞在できるのです!
「え?それってどういうカラクリ?」と、びっくりする人もいるかと思いますが、実は「ゆるい移住」というプロジェクトを使うことで、この移住体験が実現しました。
この記事では、
・ゆるい移住とは
・長野県木曽町についてと滞在するお家について
紹介しようと思います。
ゆるい移住は毎年応募可能なプロジェクトなので、
・将来、地方移住を考えている人
・アドレスホッパー
・地方活性化のプロジェクトに興味がある人
はぜひチェックしてみてください~!
ゆるい移住って?家賃無料って本当?
ゆるい移住とは、全国連携体験移住事業です。
「ゆるい移住全国版」は、半年のあいだ日本各地の物件に家賃無料で住むことができる、実験的な体験移住プログラム。暮らしを体験してほしいから、地域での就職・起業や移住を押し付けることはありません。
体験期間中に何をしていただくかは自由です。空き家を探していただくのもよし、何もしないのもよし、新たな活動や仕事に取り組むのもよし。まずは気軽に住んでみて、まちの人々と自由に関わり合いながら、まちをゆるく体験してみてください。
引用:ゆるい移住サイト
というもの。
プロデューサーは福井県鯖江市のコーディネーターでもある森一貴(@moririful)さん。
彼は、ゆるい移住の前身であるプロジェクトの一期生として福井県鯖江市にゆるく移住するなかで、自分の生き方を見つめなおして本格移住にうつった人。
「ゆるい」ところに魅力を感じていた人だからこそ、全国版にひろがっても、そのゆるさは健在です。
2019年のゆるい移住の対象地域は全国で5箇所!新しい特徴も
もともとは福井県鯖江市で実施されていたプロジェクトですが、いまでは全国に拡がっています。
2019年は、
- 鹿児島県甑島(薩摩川内市)
- 長野県木曽町
- 東京都奥多摩町
- 鹿児島県頴娃町(南九州市)
- 福井県鯖江市 が受け入れ先に!
また、前年までは対象地域から選んで移住…という形でしたが、今年からはランダムで行く地域が決まる、という仕掛けが加わりました。
ただし、最初に、指定された地域へ移住(行った)後は、その他の地域にも好きに行くことができます!
地域それぞれに魅力がありますので、全部まわってみたくなりますよね…!
わたしの移住先は長野県木曽町です
そして、申し込みをしたわたしの移住先は、長野県木曽町となりました。
コーディネーターは、地域おこし協力隊 兼 コワーキングスペース運営の坂下さん。
坂下さんが住居として利用している築100年を超える古民家がシェアハウスとなり、わたしたちの居住場所です。
#ゆるい移住 という知らない土地になんの制約もない状態で飛ばされ、無料でただ暮らす、というプロジェクトによって長野県木曽町にきました。
フリーランス仲間と3人で、2泊3日お世話になります。
家主もいない居間でごろごろしている。とても家、という感じです。 pic.twitter.com/7qu4kce0Pa
— 野里のどか (@robotenglish) July 29, 2019
昔住んでいた一家の影が色濃く残っていて、まるでおばあちゃん家に遊びにきたような感覚。
そして夕方にはひぐらしが鳴き、夜にはセミの声とともに川の音が涼しい風を運んでくれます。
車で15分圏内に温泉もスーパーも飲食店もあって、ちょうどいい田舎、という感じ。
今回は、タイミング的に滞在は2泊3日のみになりますが、また中期的に移住したい…
ゆるい移住のおすすめポイントは”とにかくゆるい”
仕事で移住促進活動にかかわった経験もあって、地方のこういった活性化プロジェクトには敏感なほうですが、
ここまでゆるいものはほかに見たことがありません!
たいていは、起業が条件だったり、期間が細かく決まっていたり、市の説明会に通う必要があったり…
移住希望者は移住したい、地域は移住させたい、と、需要と供給がせっかくマッチしているのに、なぜだかそこには無駄なハードルがたくさん用意されているように思えました。
ゆるい移住は、なにもしなくていいし、なにをするのも自由。
また、それと等しく、受け入れ側がなにをするでもないといった雰囲気です。
だからこそ、単なる観光的な移住体験ではなく、真の意味で「暮らし」ができるんだと思います。
暮らすからこそ、生活をここでしたら、のイメージが湧く。
より具体性のある、素晴らしいプロジェクトだなと思います。
2010年もある!…はず。ぜひゆるい移住を体験してください
すでに2019年の募集期間は終わっており(春に募集し、夏~冬にかけて移住する)、いまから参加することは難しいのですが、
毎年実施されているプロジェクトで、来年もさらにパワーアップするのでは?と期待しているので、
今回の記事で「気になった!参加したい!」という人は、ぜひ来年まで楽しみに待っていてください~!
福井県鯖江市についてはコチラの記事でも詳しく紹介していますので、合わせてどうぞ~。
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