あんちゃブログ講座を受けて考えてみた「私の個性ってなんだっけ?」

オピニオン
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こんばんは。

「人間ですらすれ違ってしまうのに、言葉の通じない動物と意思の疎通なんて…」と動物と触れ合うことに苦手意識をもっていましたが、きょう、初めて犬をワシャワシャして生命のあたたかさに触れました、おぐら(@robotenglish)です。

「まじまじぱーてぃー」のクソマジメゲスブロガーのあんちゃさん(@annin_book)のブログ講座に触発され、ブログと向き合うことを決意。インターネットという大海で自分探しを始めたわたしの旅は、一体、どうなるの……?

わたし、自分大好き人間です

……こういうと、語弊があるかもしれませぬ。

実際、自分のことを嫌いになってずどんと落ち込む夜だってあるので…。

そんな夜でもたったひとつ揺るぎなく好きなところ。それが、自分の文章のセンス。私は、自分らしく書けた自分の文章が大好き!

呼吸するようになめらかに文章が生まれたときの気持ちよさ。読み返して惚れ惚れします。メディアの記事執筆に行き詰ったときには、過去の文章を読み返して感覚を取り戻せるように努めます。

こと文章に関しては、ナルシストであることを自覚しているのです。

(ライターとしてあまり褒められたものではないということも分かっているのですが…)

文と六道骸と私

高校の頃、弁論大会で最優秀賞をいただいたり、卒業新聞で一番の花形記事であるコラムを任されたりと、当時は「こいつは文を書くのがうまい!」と家族や先生、友人から言われていました。

謙遜することなく言えます。私は文章を書くのがうまかった。

どうしてはっきり主張できるのかというと、当時、校内で誰よりも多くの文章を書いていたと思うから。読書家であったことも手伝って、ぐんぐんと上達していたのでしょう。

なんのためにそんなに文章を書いていたかというと、全ては自分の欲求を満たすためでした。

わたしは、中学2年生のときに、出会ってしまったのです、あの…六道骸と…。

わたしのハートは完全に彼にもっていかれてしまいました。

彼の苗字が欲しい、浮気をしたら毒入りスープを飲ませたい、彼が冒険の人生を選ぶのなら牢獄へだって一緒に行きたい、わたしが先立つときは「僕も死にます…」って言って欲しい…なんてことを数学の時間も、浴槽の中でも、夢の中でも思っていたのです…。

文章力と想像力は比例する

彼に恋焦がれても、相手は実体のない存在。手を繋ぐどころか、想いを伝えることさえできません。

取り出しようのない熱い思いに胸、焦がす日々。

「そうだ…私が2次元にいけばいいんだ(←だいぶこじらせていた)

そしてわたしの執筆活動は始まりました。当初のノートに綴られた物語は、恥ずかしいったらありゃしない下手さですが、高校生になりサイトを開設して文章を公開するようになってからのものは(所謂、夢小説というやつです)、いま読み返しても泣けちゃう程度にはよく書けています。

もともと、眠れない夜に、寝付くために自分の葬式を想像して号泣するような想像力豊かな子どもで、その脳内の世界が、言葉として表れるというのは、なんとも心地よい経験で。

想像し、文章にする、心地よい。もっと文章で表現したいからもっとたくさん想像する、素晴らしい展開が思いつく、それを表現するために必死に言葉を探す……文章力と想像力が自分の中で競い合っているようでした。

熱心な執筆活動…言いかえれば、オタク活動は、大学入学時まで続きました。その間に、わたしも男をとっかえひっかえ…日番谷冬獅郎、丸井ブン太、沖田総悟、シリウス・ブラック…。彼らはわたしの成長を助けてくれました(シリウスとの関係はいまだに続いています。きゃっ♡)。

過去のわたしから個性を探る

わたしのめくるめく妄想物語の存在は、ごくわずかな友人にしか知られておらず、いまも知られるわけにはいかないので、ここで公表はできませんが…過去にわたしが書き、そしていまでも度々励ましてくれる文章たちを振り返ろうと思います。

教授ウケの良かった大学時代

culturefukudai.blogspot.jp

大学の学科の公式ブログに何度か寄稿しました。

リンクを貼ったのは、「1年生の授業である文化学基礎論に潜入して、レポート書きます~!!!」と勝手に企画をして書いたものです(報酬は夕ご飯)。わたしの学校と先生への愛情溢れる仕上がり。

文化学科が発行している冊子にも何度か寄稿させていただき、評価も上々、ある先生から「君は物を書いて生きるべきだ!」というお言葉を贈られたときは、背中を押されたようでした~。

この頃から、「お、自分が見聞きしたものを言葉にするのってたのしいな」と感じ始めます。

自分の外側でも読んでもらえた:その1 LGBT

ohta6322.hateblo.jp

『同性婚 私たち弁護士夫夫です』の出版記念イベントの模様をお伝えした記事。

有り難いことに、本からわたしのブログを読んでくださった方もいらっしゃったようです。嬉しい半面、ネット上で物を書くということは、どこに流れ着くか分からないということ、それを強く感じました。

この記事がきっかけで、著者の南さんとは連絡をとりあい、今年の夏は大阪で再会しお好み焼きをごちそうになりました。ネット上だけじゃない、リアルなつながりを作ってくれた思い出深い一本。

自分の外側でも読んでもらえた:その2 演劇

www.madokapia.or.jp

福岡県大野城市にある文化施設・まどかぴあが企画するワークショップのレポーターに抜擢されて、HP上に公開された記事。

自由に書いても良いとのことだったので、「演劇のレポートなんだから、芸術っぽさをだしたい」と思い、物語を感じるようなレポートになるように心掛けました。

自分のなれない空間に入って、初めての現場を目の当たりにして、目の前の密な時間を言葉に換えるのは大変で、かなり労力がいりました。

わたしらしく書きながらも、こうやって選んでいただけて、演劇に興味がある方に届いたのかと思うと嬉く、自分の趣味(演劇や映画や漫画)にも繋がる仕事がしていきたいと意識した一本。

おすすめ記事はこちらです

ohta6322.hateblo.jp

このブログのなかで、いま現在一番好きな一本。

「書きたい」という衝動に駆られて生まれるものって、やっぱり特別。

インタビューぽく、相手の言葉を強調して書くこともできたけれど、彼の言葉をわたしの表現に置き換えることで、ひとつの視点が生まれて小説ぽく仕上げられました。

ちなみに、ノリ的にはこれが一番好きです。

福岡の冬がなかなかおわってくれないもんだから、35度超えのバンコクに逃げてきた! – 私は海月になりたい。

「わたしの個性ってなんだっけ?」

いままで書いたものを眺めて、思いました。

物語を書くことから文章との付き合いが始まり、長い間そうやって書いてきたので、やはり物語性があるものが得意なのではないか。

いま、ネット上で見かけるブログは、とても理路整然としていて、隙がない。分かりやすくて、便利で、為になる。でも、それとわたしの自分らしい文章は違う。

読者が求めているブログ。それは分かります。分かるけど、一旦置いといて。

ちょっと、わたしらしく、ブログ、書いてみてもいいですか?

次回、MARUMO HOUSE BOYS & GIRLS IN KANAYA。お楽しみに。

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