【取材のレベルアップ!】ライターがインタビューするとき気を付けたいポイントまとめ

ライティング
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こんにちは、野里のどか(@robotenglish)です。
ライターをしている方で、取材やインタビューをやりたい/もっとレベルアップしたい、という人は多いのではないでしょうか?

キュレーション記事などに比べて、取材記事は単価が良いものが多いですし、普段出会えないような方のお話を直接聞くことができて刺激にもなりますよね。

わたしはインタビューすることはもちろん、自分がインタビューを受けることもあります。
そんな経験のなかで、細かなライターの作法で、印象が大きく変化すると実感しました。

この記事では、「些細なこと」なんですけど、取材・インタビューをする際に気を付けるだけで、記事のクオリティと相手への印象が数倍アップするポイントをまとめました!

他の取材記事との差別化もはかれます。
ライターとして成長したい人にはぜひ読んでもらいたいです。

最期には、取材・インタビュー前の最終チェックリストも付けておいたので、この記事を何度も活用して、たくさん素晴らしい記事を世に送り出してほしいです~!

取材・インタビューで意識したい9つのポイント

それでは早速、意識しべきポイントを解説していきます。
「そんな小さなところ…」と思うかもしれませんが、それが仕事の質を左右するかもしれません…!

細部に神は宿る、と思って、実践してみてください。

①事前に質問リスト(企画書)を共有しておく

咄嗟に、面白い話ができる人もいますが、なかには人に話をすることが苦手…という人もいます。
そういう人の場合、「インタビューを受けて、良い感じの話ができるだろうか?」と不安に思います。

なので、なるべく事前に「こういったことを聞きますよ」というのを明示する質問リストを共有しておきましょう。

もちろん話をしているうちに盛り上がれば、質問リスト外の質問をどんどん投げかけてもオッケー。

ただ、質問を用意しておくことで、相手側も、読者に伝えたいメッセージをしっかりを考える時間が生まれて、より記事にしやすく、想いのこもった言葉を引き出せます。

また、合わせて企画書として、想定している読者層や読了後の願なども伝えておけるといいですね。

②取材の謝礼が発生するかどうかはっきり明示しておく

インタビューを受けてもらうのにも、相手の時間を頂戴することになります。
その時間に対して謝礼は発生するのかどうかは事前に…というより、取材依頼をするときにあらかじめ伝えておきましょう。

相手が取材を受ける/受けないの大事な判断要素のひとつになると思うので、先に言っておく方が親切です。

中には個人メディアの取材で謝礼を用意できない…という場合もあるかと思います。
「お金が払えないから、インタビューできないかな…」と心配する必要はありません!

謝礼が渡せない場合は、そのことをはっきりと伝えつつ、ほかに自分が提示できるメリットを提案してみましょう。

たとえば、

  • 記事の最後に告知が可能です
  • Twitterで告知のお手伝いをします
  • 代わりに◎◎します(スキル交換)
  • プロモーションの一環で使ってください(相手がサービスをリリースしたタイミングなど)

など、金銭ではありませんが価値のある対価をお渡しできることもあります。

そんなのはなくても喜んで!という人はいるかと思いますが、絶対に話を聞きたい、と思っている場合には、このように取材を受けるメリットもしっかり提案していきたいですね。

③インタビュー場所を事前に抑えておく

自分が取材にうかがうのではなく、どこかで待ち合わせてインタビューをする場合には、相手の希望の場所を聞きながら、場所を提案しましょう。

音声を録音する必要や、インタビュー中の様子を撮影することもあると思うので、以下のような条件を満たしている場所がベストかなと思います。

  • 人が少ない/静か
  • 白や黒など無地の壁がある(写真撮影用)
  • コンセントがある(万が一、充電などが切れてしまった場合に対処できるように)
  • お手洗いに鏡がセットされている(撮影前のチェック用)
  • 駅から近い(夏場は特に、歩きすぎると見た目の乱れにつながって気になります…)

貸しスペースなどを抑えられた一番ですが…カフェでも条件に当てはまるところはあります。主要な駅の周辺で、いくつかお気に入りの場所を見つけておくと楽ですね。

④欲しい写真(カット)をイメージしておく

どんな写真が欲しいのか、を事前にイメージしておきましょう。
撮影のときにそれを撮るのはもちろん、もし先方の普段の写真などを提供してもらって使用する場合は、そのイメージも伝えなければいけません。

写真はウェブの記事において、飽きられない工夫のひとつでもあり、読者がインタビュー相手へ興味を惹かれる重要な要素でもあります。

普段からインタビュー記事に目を通して、「どんな写真が多く使われているか?(好まれているか?)」を意識してみてください。

⑤相手への共感やリスペクトを伝えられるようにまとめる

取材やインタビューは、こちらの質問が起点となって、コンテンツの核である相手の話がでてくるわけですが…
自分が質問を受ける側だった場合、相手にしたいのはより自分に興味関心を向けてくれる人、ですよね。

「あれ、それはいつもTwitterとかで言っているんだけどな…」とか「それはわたしのこと知っていたら、わざわざ聞くほどでも…」というような質問をしてしまうと、相手のテンションが下がってしまいます。

敢えて事前情報がない状態で取材をすることで、より丁寧にインタビューできる…という意見もありますが、相手に失礼なことを聞いてしまうリスクと考えた場合、初心者ライターは下調べを入念にすべきだと考えます。

そして、相手に「わたしはあなたにこんなに興味をもっています!」と伝えられるように、「この言葉に共感しました」「この記事読んで、こんな感想を抱きました!」と、印象に残ったものをまとめておくと安心です。

ただ、いつも言っているからこそ、繰り返し聞きたい大事な部分、もあると思うので、そういったことを聞く際には、
「Twitterを拝見したうえで、あらためてこの部分について丁寧に掘り下げたいのですが…」と前置きをするようにしています。

気持ちよく喋り続けてもらう、というのは、ひとつの素晴らしい能力です!

⑥録音をする

メモをとりながら話に耳を傾けるかと思いますが、事実誤認をしてしまわないように、録音はしっかりしておきましょう。

わたしは一言、録音させてください、とことわりをいれたあとに、録音機材はテーブルの上に置いて音が拾いやすいようにしながら、上からハンカチをかぶせて隠すようにしています。

特に、スマホの録音機能を使用する場合、時間や通知に気をとられてしまう可能性も。
相手がなにを気にせずに、熱心に話込んでもらえるように、ちょっとした気遣いもしてきたいですね。

⑦時間は長めにとる

事前にスケジュールを抑えるために時間は伝えておくかと思いますが…
「1時間で質問おわるかな」と思って、1時間と伝えてはだめです。

撮影にはどのくらい時間を要しそうか、移動は必要なのか、アイスブレイクはどのくらいしそうか…等々考えて、長めにとっておきましょう。

最低でも2時間はみておいたほうがいいかな、と思っています。

また、事前に伝えた時間よりもオーバーしそうだ、と分かった時点で、謝罪と延長をしてもいいのか先方に聞きましょう

⑧インタビュー後の予定を聞いておく

時間を聞くだけではなく、インタビュー後の予定も聞くようにしています。
もしスケジュールがつまっているようなら、時間厳守で、できれば予定よりも余裕をもって完了したいので、マストの質問をさきにする、などの工夫が必要です。

また、先に予定を聞き、もし「そのままカフェで作業したい」という場合は、電源カフェを取材場所にして、終わり次第さっと解散にすると相手に喜ばれます。
そのために先に撮影を済ませておく…などの配慮もできますよね。

 

のんちゃん
のんちゃん

相手に気分よく過ごしてもらうことで、その振る舞いを見て、もしかしたらほかの仕事につながるかも

⑨写真はとにかくたくさん撮る

特に女性にインタビューするときに気を付けたいポイントですが…
使用されている写真の「盛れ」具合によって拡散したいかどうか(積極的に読んでほしいかどうか)って左右される場合もあると思うんです。

また、中には自分でどの角度から撮られたいか、などの要望がある人もいます。

写真は、差し替えや相手の要望を聞き入れられるように、とにかくたくさん撮影しておきましょう。

「挿入するのは4枚くらいだから、4カットあればいいや」ではあまりに足りないなと感じます。

わたしは最低でも、
・話しているとき
・仕事をしているとき
・笑った顔
・無地の背景の前に立ったもの
の4種類をさらに角度を変えて撮影するようにしています。

カメラマンさんなどが撮ってくださる場合は別ですが、ライターが自分で撮影までしなければいけないのであれば、数打ちゃ当たる、の精神で、念のための繰り返しでとにかくたくさん撮っておきましょう!

また、お化粧直しが必要な場合などある人もいます。
撮影前にさらっと「お手洗いは大丈夫ですか?」と声を掛けられると優しい!

繰り返し使ってほしい[取材・インタビュー前最終チェックリスト]

ここまでのポイントをまとめて、取材の前に最後にチェックするものをリストにしました。
実際に取材・インタビューする際にご活用ください~!

[  ]集合場所、インタビュー場所は決まっているか
[  ]写真のイメージはできているか
[  ]謝礼については伝え済みか
[  ]所要時間は相手に伝え済か
[  ]相手のインタビュー後の予定はどうなっているか
[  ]相手に記事の趣旨は伝わっているか
[  ]相手の基本的な情報は頭にはいっているか
[  ]質問リストに不備はないか
[  ]パソコンと録音機材の充電は完了しているか

取材・インタビューをしたいなら!LOOKME を活用しよう

取材、インタビューの実績を積みたい!

という方も多くいると思いますが、なかなか最初から仕事をとるのは難しいかもしれません。

その場合、まずはブログに取材記事を掲載して、仕事につなげませんか?
自分が強い関心を持てる相手なので、感情のこもった良い記事になると思います。

そんなときに活躍するのが、「LOOKME」というサービスです。
簡単に説明すると、インタビューしたい人とされたい人のマッチングサービスになっています。

▽取材されたい人
・サービスの宣伝をしたい!
・いまの活動を発信したい!

▽取材したい人
・仕事の実績を積みたい
・◎◎業界の人の話を聞きたい

などなど、人々の要望をマッチさせるわけです。めっちゃいい!

のんちゃん
のんちゃん

わたしも取材依頼をLOOKME経由でいただいたことがあります~

使用方法はいたってシンプルですし、Twitterをもっていれば、気軽に先方とコンタクトがとれます。

まだ取材したことない…という方は、ぜひこのサービスを利用して、最初の一歩を踏み出してみてください~!

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